皮膚のお悩み・ノミ・ダニ予防
皮膚病は、動物達が症状を訴えるものから、気にしないものまで幅広い症状があります。
その原因も様々ですが、アレルギーやノミ・ダニ等が原因のこともあれば、別の病気から皮膚に症状が出ることもあります。
小さなサインを見逃さないよう、ちょっとした異変を感じたらご来院ください。
ノミやダニはつぶさないで!
ノミやダニをつぶしてしまうと、卵が大量に飛び散ることがあります。
人間の口に入ると、瓜実条虫症(うりざねじょうちゅうしょう)という感染症にかかってしまう可能性もあります。
テープを使ったり、洗剤を薄めた水に入れる等しましょう。しかし、ノミやダニも動くので、見つけて駆除することは難しいです。そのため予防と、見つけた場合は速やかに受診して、駆除剤を投与することをオススメしています。
症状例
- 皮膚が赤い、湿疹がある
- かゆがる
- 毛が抜ける
- 皮膚がブツブツしている
- 毛の艶が悪い
- 前足をよく舐める
- 炎症がおきている
- フケが出る
- 皮膚がベタつく
- ブラッシングを痛がる
- 皮膚から悪臭がする
- かさぶたができる など
主な病気と治療
別の病気でステロイドを使った治療をしていると、副作用として皮膚症状が出てくる場合があります。
その場合は元の治療を見直す必要があります。
ノミ・ダニ予防
ノミやダニは、湿気が高く暗い場所を好み、ほとんどが卵やサナギで生息しています。そして寄生のチャンスをうかがっています。感染症を媒介し、皮膚病の原因になるため、予防と駆除が大切です。
- 室内は念入りに掃除機をかけ、ソファーやカーペット、動物達のベッドを清潔に保つ
- 定期的にノミ・ダニ駆除役を投与して、寄生から守る
- ノミ・ダニ取り用の目の細かいクシでブラッシングし、ノミやダニがいないか定期的に確認する